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■パナソニック LUMIX DMC-FZ20 レンズ
●相変わらずのとんでもないレンズ

 このカメラの初代が出た時、迷わず買った。考える必要がないほど、欲しい機能が詰まっていたデジカメだったからだ。
 広角から超望遠までを一台のカメラで写せるが、欲張った分、デメリットがあるのでは…と、疑ったが、その心配はなかった。
 高倍率ズームなのにレンズは非常に明るく、しかも広角も望遠もF2.8を維持している。
 400ミリを越えるレンズでF2.8など考えられない明るさなのだ。
 他のデジカメにも類がない。単焦点レンズでも400ミリでF2.8となると、とんでもないほど高く、天体望遠鏡並の大きさになる。
 しかしビデオカメラのレンズが意外と明るい。秘密はその辺りにあるのかもしれない。
 実際にはフィルム面積にあたるところのCCDが小さいため、明るく小さなレンズが作れるようだ。
 しかし、それでも他のデジカメはそこまで明るくはない。特に望遠橋の明るさは異常だ。
 広角側が明るくても望遠側が暗くなるのが普通なのに、F2.8を維持しているのも異常だ。
 これはよい異常なので、歓迎すべき異常さだろう。
by kawasakiyukio | 2004-09-01 01:30 | デジカメ
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